どうも!Tuskです!
またしばらくブログをサボっておったわけですけども、そろそろまた頑張って更新していく意識を持たないと…というわけで。
これまでは主にRPGツクールMZ・MVのプラグインのご紹介がメインだったんですけど、今回から新たにちょっと使えるスクリプトのご紹介をしていきたいと思います。
そして今回は、主にRPGツクールMZで役立つ…かもしれないスクリプト……プラグインコマンドの強制実行スクリプトを簡単にご解説させて頂きたいと思います!
RPGツクールMZのプラグインコマンド
RPGツクールMZは、イベントコマンドにある「プラグインコマンド」で、コマンドを実行するプラグインと、そのコマンド等をドロップダウン形式で選択・実行する仕様となっており、MVの様にプラグインコマンドを直接記述して実行する機能はありません。
しかし、困った事にたまにあるんですよねー…
ドロップダウンに出てこないプラグインがw
それが何故なのか、僕はお恥ずかしながらもわからんのですけどもw
使いたいのに、そのおかげで使用できないプラグインがあったりして。
しかし、そんなプラグインでも、記述して実行するためのプラグインを使うと、普通に動いたりするんです。
イベントコマンドにあるプラグインコマンドに出てこないだけで、有効にはなっている……みたいな
とはいえ、そのためにプラグインを入れるのも手間だったり、プラグイン管理画面を増やしたくなかったりするので、スクリプトを使用してなんとかしようとして使い始めたスクリプトです。
そのスクリプトはコチラ
$gameMap._interpreter.pluginCommand(‘プラグインコマンド名’, [‘引数’]);
スクリプトの解説
このスクリプトの各部分を簡単に解説していきます。
まず「$gameMap._interpreter: 」の「$gameMap 」が現在のゲームマップを表しており、その 「_interpreter 」プロパティがゲーム内のイベント実行を制御するためのインタプリターと呼ばれるものです。
要するに、現在マップのイベントコマンドを直接制御しますよー!といった感じです。
そして続く「.pluginCommand(‘プラグインコマンド名’, [‘引数’])」ですが、「pluginCommand 」メソッドが指定されたプラグインコマンドを実行するためのメソッドで、引数として実行したいプラグインコマンド名と、その引数を指定します。
ここで注意なのが、引数の指定はテキストでなくてはならないという事です。
そのため、クオーテーションで囲んで記述する必要があります。
また、複数の引数が必要となる場合は、カンマで区切って記述します。
なお、引数を記述する順番もプラグインの仕様に従う必要がありますので、このスクリプトからプラグインコマンドを実行する場合には、プラグインの仕様を一度確認しておく必要はあります。
……どの道、コマンド名とか記述しなくちゃならないから、確認しなくちゃならんすけども。
また、このスクリプトを使うことで、通常はイベントコマンドでしか呼び出せないプラグインコマンドを、スクリプト上で直接実行することができます。
スクリプトと組み合わせた処理を行いたい時にも便利!!
実際にこのスクリプトを使用した例
イベントコマンドにある「プラグインコマンド」の実行画面にプラグインが出てこなかったケースもありましたが、僕が活用した事例では、プレイヤーが近づいた時にピクチャ形式のフキダシが出る演出を使用する際に、今回のスクリプトを使用しました。
自画自賛的なんでアレなんですけど、これは中々におもしろくないです?
— Tusk@プロフ画変更しました (@media_faust_01) January 18, 2024
マップのイベントキャラに近づくと、つぶやいている事が吹き出しで出て、離れると消えます。
ピクチャで表示していて、使われていないピクチャIDを自動で探して表示するので、追加していけます。
スクリプトでできた! pic.twitter.com/UPPd6Uhdiv
トリアコンタンさんの「動的文字列ピクチャ生成プラグイン」を使用して、プレイヤーとイベントの距離を測るスクリプトの中にプラグインコマンドを記述しています。
もちろん、イベントコマンドだけでこれと同じ機能を作成する事は可能なのですが、スクリプトの中に記述した方が分かりやすく、処理も比較的軽いです。
変数もスクリプトの中で宣言したものが使えますしね!
こんな感じで、いろいろと用途はあると思いますので、是非一度お試しあれ!
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