スマホで手軽に作曲できるアプリ「Medly」

こんにちは! Tuskです!

さて、ぼちぼちゲーム制作やラノベ執筆などを進める僕ですが、最近はちょっとだけ脱線気味だったといいますか、違う創作に少しお熱になっておりました。

それといいますのは、なんとBGM制作。

つまり作曲であります。

作曲は、グラフィック制作やシナリオ制作に比べると入りづらさがあると思いますし、僕も実際そうなんですけど、感覚でやってみると何とかなるものです。

そして、スマホで手軽に作曲ができる中々良いアプリを見つけたので、簡単にご紹介したいと思います。

……ついでに、僕の作った曲も置いときます笑

作曲アプリ「Medly」

このアプリは、楽譜系ともピアノロール系とも違い、マス目状の入力画面に音を置いていく事で作曲できるアプリです。

トラックごとに楽器を設定して、音を確かめながら置いていくだけの分かりやすい作り方なので、僕の様な作曲初心者に向いているのではと思います。

また、音色もかなりの数が用意されていますし、中々に本格的な音で、音も綺麗です。

オーディオを取り込んだり、サンプルのオーディオやループサウンドも使う事ができるので、本格的な音楽も作れると思います。

ゲーム音楽を作りたい人には、チップチューン(って言うんですかね?)な感じのピコピコ系サウンドが用意されているのも嬉しい所。

ただ、難点を申し上げるならば、課金しないと音色はそんなに多くは使えないという事です。

同アプリは基本無料ですが、サブスクしないとアンロックされない音色がかなりの数あります。

アプリの料金は以下の通り。
・無料でも使用可能ですが、楽器は17種類、100種類のループおよびサンプルが利用可能。
・有料会員は年間3,500円で、300種以上の楽器を含む約3000種のサウンドやループ、限定機能が使用可能となります。
・7日間の無料体験が可能で、有料会員のサウンドや限定機能が使用可能。

個人的には、この値段でこのアプリの音色と機能が全て使えるなら高いとは感じていません。

しかし、本格的なDTMをやりたい人や、ガレージバンドなどの他のアプリを使いこなせる人にはあまり魅力的ではないかもしれません。
プラグインが使えるわけでもありませんので、用意された音色を使うしかないというのもあります。

そのため、僕の様に作曲を殆どやった事がない人や、あまり複雑な操作のアプリが苦手な人向けなんじゃないでしょうか。

とはいえ、スマホでどこでも作曲できますし、簡単なループ音源を作成したり、思いついた時にササっとサンプルを作成したりなど、使い所は多々あるかと思います。

このアプリでできない事、難しい事

同アプリは手軽に作曲できるスマホアプリですが、やはり高性能なDTMソフトでは可能な事ができなかったり、工夫しないと難しい部分もあります。
用意されたサウンドや機能だけで本格的な音楽も作成可能ではありますが、やはり作りたい楽曲によっては同アプリでは物足りない部分があると思います。
そこで、僕がこの「Medly」を使用してみて、上手くできなかった事や、難しいと感じた事をまとめておきたいと思います。

手軽にエフェクターをかける

同アプリにも、音に対してエフェクターをかける機能はあり、パン・エコー・リバーブ・ダッカー・高底・ピッチ・ボリュームといった調整は可能です。
しかし、高性能なDTMソフトやガレージバンドにある様なシミュレーターはありません。
そのため、音にこだわって作曲するには、やはりオーディオで取り込む事になると思います。
あまりお手軽とはいかないですね。

小節を跨いで音を伸ばす

同アプリでは、一つの編集枠の様なモノが「バー」と呼ばれており、その単位ごとで音楽を編集します。(デフォルトでは1バーが一小節)
また、一音がグリッド(1マス)で表現されており、その大きさとグリッド数で音の長さを調整出来る様になっています。
しかし、「バー」に対して設定できる小節数は4小節までとなっており、「バー」を跨いで音を伸ばす事は出来ないようになっています。
出来るには出来るけど、バーという制限の範囲内でしかできないわけです。
……改善されて欲しいですなぁ。

ヘヴィなロック系の音楽

同アプリ……というか、大抵のアプリはプラグインやエフェクターを駆使しないと、ディストーション系のギターの音があまり良くありません。
メタルなどのヘヴィなロック系の音楽を作るのは正直言って難しいです。
僕はポストハードコア好きなので、そう言う感じの音楽を作ろうと試みましたが、やはり無理がありました笑
そういった系統の音楽を作りたい場合は、ギターを録音した方が早いんじゃないかと思います。

コード進行やメロディの自動生成

数ある作曲アプリやソフトの中には、コード進行やメロディライン、ワンフレーズを自動で生成してくれる機能がついたモノがありますが、同アプリにはそう言った機能はありません。
そのため、コード進行やメロディは自分で作る必要があります。
自動生成機能がついていると、最初に自動生成してから自分なりに改変して作曲していくといったことが可能ですが、同アプリでは全部自分で入力していかなくてはならないわけですね。
僕は大した音楽の知識もないため、全部感覚でやっている所がありますので、音楽理論的にはおかしな部分や外れている部分があると思います。
また、似通った音楽しか浮かんでこないとか、奥行きのある伴奏やメロディは浮かんでこないとか、無知が故の限界があります。
そこはもう、ちゃんと勉強するか諦めるしか無さそうです。

僕が「medly」で作った音楽

一応は自作ゲームに使おうと思って作ってみた曲たちです。
僕は過去にバンドはやっていましたが、大した音楽知識もなく作曲した曲なので、クオリティには期待せずお願いします笑。
……とはいえ、作曲も楽しいですよ!
自分のゲームや動画に使おうとなるとモチベーションも上がりますしね!

ここにアップロードした曲はダウンロードして使って頂いてもかまいませんが、曲のクレジットに「Media Faust」と入れて頂けると幸いです。
……まぁ、使いたいという人がいればの話ですが(笑)

Feared face under the mask

自作ゲームの「Recant: Man」のテーマ的なイメージで作った曲です。
スローで暗い曲。

I_m overdoing

これも 「Recant: Man」 にと作った曲。
曲名は「私は無理をしている」といった意味合いで、ショックな出来事が起きようとしているシーンに使う事をイメージしました。

ruin

危機的な戦闘シーンなどにヘヴィロックっぽい曲を使いたいなぁと、試行錯誤して作った曲です。
やっぱ、ディストーション系のギターの表現とか難しいです。

Limited time

いろいろいじってたらできた曲なんで、テーマ性は特にないのですが、さみしげな曲を作りたかったんですよね……。
結果的に、使いどころに困る曲ができました笑

Things that were once

退廃感のあるジャズっぽい曲を……と作ってみたんですけど、なんか違うかもですw
これも使いどころがわからぬ曲です。

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