創作物にキャラクターボイスを入れたい…その夢を叶えるスゴイ奴!

創作に便利なツール

どうも!Tuskです!
今回もまた、ツクールのプラグインなどに関する記事ではありませんが、また創作に役立つツールで面白いモノを知りましたので、記事にしてご紹介していきたいと思います。

さて、ひと口に創作とは言えども色々な形の創作があり、創作をしている人も作りたいモノは様々。

イラストを描きたい人…
マンガを描きたい人…
アニメを作りたい人…
ゲームを作りたい人…
はたまた、全部を取り入れたモノを作りたい人。


それぞれ、目指すべく創作の形はあると思いますが、昨今ではそのどれもが個人レベルで創作する事が可能になってきています。
さらには、無料でも使えてしまうライセンスフリーな素材やツールまで、驚くほどに充実してきました。

そしてさらに、日々新しいツールやエンジンが生み出されつつあるわけですが、最近になってまたスゴイツールがある事を知りました。

それは何かといいますと、自由度高く設定できる音読ボイスアプリ、「VOIVEVOX」です!

「なぁんだ。音読アプリなんてこれまでにも色々あるじゃん」
…なんて思うかもしれませんが、このVOIVEVOXは数ある音読アプリの中でも一味違います!

VOIVEVOXは、特徴的で魅力的な声優さんの声を数種類収録し、任意のテキストを読み上げさせる事ができる上に、イントネーションなどの細かなボイスの調整が可能となっています。

これは、恐らくYouTube動画のナレーションなどへの使用を主に想定して作られているのだと思われますが、自作アニメーションのセリフへの仕様にも耐えうる品質です!

僕は実際に使ってみてとても感動したので、是非ともご紹介させて頂きたいと思った次第です!

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男性ボイスが少なめだが、魅力的な声優さんのボイス!

2022年8月現在、VOIVEVOXには以下の声優さんのボイスが収録されています。

・四国めたん
・ずんだもん
・春日部つむぎ
・雨晴はう
・波音リツ
・玄野武宏
・白上虎太郎
・青山龍星
・冥鳴ひまり
・九州そら
・もち子さん
・剣崎雌雄


男性ボイスが少々もの足りませんが、これだけの種類が収録されていれば、アニメーションに数キャラ出して個性が出せるのではないでしょうか。
しかも、アプデによってボイスは増やされていってますので、今後も新たな声優さんのボイスが収録されていくんだと思います。

また、声優さんのボイスはどれも特徴があり、敢えて雰囲気としてだしているボイス以外は、あまりAIによる読み上げという感じがせず、かなり自然です。
そして、声優さんによっては「ツンデレ」などの性格を設定できるので、演技の雰囲気を大まかに設定する事もできます。

なお、ボイスの使用に関しては、基本的に商用利用も含めて無料で利用できる様です。
ただし、収益性があるかないかで規約がある様で、場合によってはライセンス料も必要になってくる様子。
また、声優さんによって規約も異なっている様ですので、ご利用の際には要確認です。

自由度高くボイスをカスタマイズできる!

テキストで音読してほしいセリフを打てば、そのまま再生して確認しながらイントネーションなどを調整する事ができます。
読み上げスピード、音高、抑揚、音読前後の無音秒数が調整できるほか、入力したテキストの一文字単位にイントネーションや発声の長さも設定できるので、かなりイメージ通りの読み上げ方に近づけられます。

もちろん、完全に思い通りとはいかない場合はありますし、叫び声の様な激しい発声は難しそうではあります。
しかし、音読ボイス特有の無感情さや冷たい機械的な感じはほぼ無くす事ができますので、ナレーションではなくてセリフとしての音読ボイスにも使えます。

これでノベルゲームを音声入りにしたり、自作アニメにキャラボイスを当てるといった夢が叶っちまうぜ!

複数のセリフを繋げて音声データに書き出せる

テキストを打ち込んで作成したデータは、複数のセリフを連続再生して確認する事もできますし、そのまま繋げて音声データとして出力できます。
さらには、データの作成時に複数キャラを会話の様に組み合わせる事も可能ですし、ボイスとボイスの間の無音時間も調整が効くので、キャラボイスによるセリフの掛け合いが一画面でできるのです。
ラジオドラマの様な物が本当に簡単に作成できちゃう!

また、打ち込んだセリフをテキストデータとしても出力できるので、動画などに字幕を入れるのにもとても便利。
操作も簡単で分かりやすく、この手のツールに慣れていない人でも簡単に使えると思います。

VOIVEVOXを使う人はかなり増えてる様子

YouTubeやTwitterを見ていると、やはりVOIVEVOXを使っている人は増えてる様です。

自分で声を当てないVtuberさんや、ナレーション入りの解説系の動画など、以前はゆっくりボイスや棒読みちゃんでやっていた物が色々なボイスで可能になった感じですね!

ゆっくりボイスや棒読みちゃんは、あれはあれで魅力的な声でしたけど……
やはり使っている人があまりに多すぎなので、ちょっと違うボイスを使いたかったところありますしw

とはいえ、やはり激しめの発声はうまくできないので、あまりアニメのキャラボイスに本格使用されているのは見たことはないかも。
今後、もっと感情の起伏や激しい発声も可能となったら、本当にアニメのキャラボイスも個人制作で本格的に使えるようになっていったりして!

…いや、そういう使い方は想定されてないかもしれないですけど。

僕もVOIVEVOX使ってみました!

これだけ細かく設定できる神音読アプリ……
使ってみない手はありません!


ってなわけで、僕は自作ゲームのアニメのキャラボイスに使ってみました!

作成したアニメのシーンには叫び声を上げる様な部分はないので、割とマジでほとんど違和感無くボイスが入ってると思います。
もっと上手く使える人が使ったら、音読アプリだと気付かない様なアニメも作れたりするかも?

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