ストーリーの最後を想像して、それを目指す

創作について

 作成中のゲーム「Recant: Man」ですが、まだゲームシステムなどが作成途中にも関わらず、ストーリーを最後まで考えて、最終的な主人公の姿のイラストを描きました。

 「いやいや、ゲームを作っていけよ!」なんて思われそうですが、自分的にはこういうやり方でいいかな? なんて思ってます。

 なぜなら、ゲームにせよラノベにせよ、目指す場所がはっきりしていれば、そこへ向かって制作を進めていく事ができるので、途中で作風や表現がブレなくて済むからです。
 さらには、最終的に表現したい事、行きつきたい結末が決まっている分、制作のモチベーションにもなり得るわけで。

 僕は小説の書き方やシナリオ構成などのしっかりとした勉強はしていないのですが、恐らくこれはストーリーを作る上での基本なんじゃないかと思っています。

 あらすじを組み立ててからストーリーを作っていく……
 要するに、ちゃんとプロットやらなんやら準備してから、物語を書いていくというわけで。

 ですが!
 ですが、まだまだ辿り着けるのが大分先であるストーリーの結末……、そのイラストを今の時点で描くというのは、やはり何か違うのかもしれません笑

 うん。自己満足ですw


 ところで、今回描いたこのイラストの主人公ですが、形態名を「狂装形骸骨(きょうそうけいがいこつ)」と名付けました。

 「Recant: Man」の世界観設定としては、世界線ごとに魂や輪廻、運命や因果律といったモノが管理されており、異なる世界線の住人を殺害する事は禁忌であり、異界の住人を手にかけてしまった場合は「魂が軽蔑される」という設定になっています。
 そして、魂が軽蔑されてしまうと、死んでも輪廻に還る事が出来ず、「ダムド」という悪霊の様な存在となって、未来永劫彷徨う事になります。

 しかし、主人公はとある理由から異界の住人に報復をしようと決心し、自分の魂と死後の未来を放棄する決断をします。
 ところが、とある存在が主人公の魂が軽蔑されることを望まず、主人公に変わって異界の住人に手を掛ける事となります。
 その時の姿が、このイラストの「狂装形骸骨」です。

 これは見た目通り人間ではなく、神や悪魔といった存在に近い超自然的な何かの力で、物理的な武器や兵器といったものでは太刀打ちする事ができません。
 そして、ほぼ暴走状態に近い形態のため、異界の住人は為す術もなく引き裂かれることとなります。

 主人公がどうして異界の住人に報復する事になるのか?
 何があったのか?
 この力を使った後はどうなるのか?

 ……その辺はゲームの本編で見てもらえると嬉しいです。

 というか、そのために制作を頑張っていかないとw

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