創作者がSNSで病んでしまわないために考えた事

どうも! Tuskです!

さて、今回はツクールのスクリプトやらプラグインやらについてではなく、創作についてふと思った事ありましたので綴っておこうかなと思います。

それといいますのは、創作者におけるSNSの活動についてです。

……なんて事を言ってしまいますと、人によって考え方の違う正解の無いテーマになりますので、あくまで僕と言う個人の考えである事を先に言っておきたいと思いますが(汗

しかし、何か創作を行なっている方は、ほぼ確実に何らかのSNSは利用していると思いますし、そのSNSでの自分の作品への反応などについて悩んでおられる方が少なく無いんじゃないかと思うのです。

そして、つい最近のことなのですが、Twitterでフォローしていた創作アカウントの方が、何やら大変な事になってアカウントを削除してしまわれました。

僕はそれを目の当たりにして、創作者にとってSNSは案外と比重が高いモノなのではないかと思ったわけです。

僕はこのブログを、創作初心者さんに向けた同じ初心者からの敷居の低い情報共有のブログにしていきたいと考えていますので、SNSの活動についても綴っておきたいなと思った次第。

……せっかく創作を始めたのに、SNSのおかげで辞めてしまうなんてのは目も当てられないですし、当記事が少しでもSNSで悩む創作者さんのお役に立てばと思います。

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SNSで見られる創作者さんのタイプ

これは僕が勝手に「こんな感じの人が居られるなぁ」と思っているだけで、どのタイプの人が悪いとかそういう話ではありません。

しかし、なんとなく創作者さんのタイプによって、病んでしまいがちな方と、そうで無い方がおられる気がするので、簡単にタイプで分けて考えてみたいと思うわけです。

本当に宣伝や進捗報告だけのタイプ

もうすでに実績をお持ちだったり、名が知れていたり、創作がすでに形になっている人はこのタイプだと思います。
すでに立ち位置を持っておられるため、心持ちにも余裕があるというわけですな。

そのため、SNSで精神的に依存するほどは入れ込んでいないタイプの方。
しかしその分、自分から他の方に交流していく事はあまりなく、それでいて充分に反応がもらえる状況にある。

色んな人と積極的に交流していくタイプ

他の人の作品も積極的に評価して、お互いに持ちつ持たれつな関係を築きたい人。
「創作する者同士、互いに高め合って応援しあっていけたらいいなぁ」といった考えの方が多いのではないでしょうか。
あまりジャンルや創作物の種類には関係なく、興味をもった創作者の人には積極的に絡んでいく。
僕はどれかと言えばこのタイプかもです。

実績ある人、スキルの高い人のみと交流したいタイプ

自分を高めるためであったり自身の作品に対する自信のためであったりと、このタイプの方の中でも人それぞれに違いがあると思いますが、「できる限りスキルの高い人や名が知れた人とのみ交流したい」と考えており、初心者さんやマイペースにやっている人とはあまり絡みたがらないタイプの人。

同カテゴリーの人だけでコミュニティを築きたいタイプ

二次創作系の方や、特定の作風やジャンルにこだわりがあり、同じタイプの創作者だけでコミュニティを築きたい方。
イラストやキャラクターの創作をしている方に多い様に思います。
同じタイプの人とも交流したりはするけれど、受け入れられないジャンルなどに傾倒すると仲間に入れてもらえなくなる傾向がある様な……。

各タイプの方が病んでしまう可能性

もちろん、この記事で書いたタイプ分けは僕が勝手に思っているだけの事なので、どれが良いとか悪いとかの話でもなく、どれにも該当しない方は当然おられます。

しかし、これらのタイプに近い考え方をしている場合、それぞれSNSで病んでしまう様な考え方に発展する可能性がある様に思うのです。

人間って、案外と自分の思考を制御する事ができないモノです。
SNSで考えすぎたり、いらぬ勘ぐりをしたり、依存してしまわない様に、あくまで参考にでもしていただけたら幸いです。

本当に宣伝や進捗報告だけのタイプ

このタイプの方は、すでに初心者ではない方が多いでしょうし、割り切ってSNSをやっているのでは、と思います。
そのため、そこまで病んでしまう様な可能性は高くないんじゃないかと思います。

しかし、実績や名声がある人にはアンチとなる存在も付き物といえます。
このタイプの方が病んでしまう可能性を秘めているとすれば、一部のアンチとなる存在による否定的意見や攻撃だと思います。

もしも、このタイプの人が病んでしまいそうになったならば、アナタにはアンチよりも味方となるフォロワーの方が多いという事を忘れない様にしては、と思います。

敵を作るよりも味方を作る方が難しい……。
しかし、このタイプの人にはすでに多くの味方がついているはず。

色んな人と積極的に交流していくタイプ

このタイプの方は恐らく、ある程度は交流した相手から反応が返ってくる事を期待している側面が少なからずあると思われます。
もちろん、このタイプである僕も、反応を返して頂ける事を期待していないと言えば嘘になります。
誰だって、自分にも反応は欲しいモノです。

しかし、このタイプの方が気をつけるべき事だと思うのは、相手も自分に興味を示してくれるとは限らないという事です。
そのため、反応が返ってこなくても、腹を立てたり勘ぐったりするのはお門違いと言えます。
それで病んでしまうのは自滅に近い。

もしも逆の立場だったらどうか……?
恐らく、興味の湧かない相手であれば、ロクに反応は返さない事でしょう。
要するに、相手がそうかもしれないのです。

そして逆にいえば、相手にとって自分が合っていなかったというだけの事で、別に怒ることでも恥ずべき事でもなんでもありません。
アナタに興味を持ってくれる人は、他にも必ずいるはずですし。

実績ある人、スキルの高い人のみと交流したいタイプ

このタイプの方は恐らく、向上心を超えてプライドが高い方かと思います。
「スキルの高い人から刺激を受けたい」「学びたい」という考えはもちろんあるものの、初心者さんやマイペースな人を下に見てしまい、「自分にはそぐわない」などと鷹を括ってしまう様な考えがどこかしらにあると思います。

そして、このタイプの方が病んでしまう可能性があるとすれば、いつの間にかスキルの高い人と自分が同じレベルかの様に錯覚してしまい、同じような結果や反応を得られない事に病んでしまう事です。

そういう場合、自分で自分を見つめ直す事は大変に苦痛だと思われますし、それが事実だったとしても認める事が中々出来ないんじゃないかと思いますが、一度自分を客観視して冷静になった方が良いかと思います。

これ、タイプは違えど、僕にも似たような傾向になりそうな時があるんですよ……。
なんというか、SNSで褒めてもらえたりする事で舞い上がりそうになっている時とか。

そんな時、僕の場合は自分の作品にあえて自分でダメ出しをしていきます。
あえて自分に対してネガティブになってみる感じです。
この手のタイプで病んでしまう人は「反応してくれない人」を悪者にしてしまう傾向があると思うので、「問題が自分にある可能性」と見つめあって、冷静さを取り戻す事が必要になると思うんですよね。

同カテゴリーの人だけでコミュニティを築きたいタイプ

このタイプの方は基本的に拘りが強く、趣向や考え方が異なる人を受け入れる事が苦手で、他者を認める事が苦手な人が多いのではと思います。
そして、それが故に承認欲求の強い方が多いのではと思います。

そして、この手の方が病んでしまう可能性があるとすれば、自分よりも評価の高い人や反応がたくさんもらえる人への対抗心や嫉妬だと思います。
自分が愛する作風やジャンルに並々ならぬ拘りを持ち、それに入れ込んでいる自分自身にプライドや自己評価を持っているためです。
そして、他者を認める事が苦手なので、「どうしてあの人が?」と強い対抗心や嫉妬心を燃やしてしまい、思うような反応や評価を得られない事に病んでいってしまうというわけです。

もしも、このタイプの方で病んでしまいそうな人がおられましたら、まずは自分と他者の創作を別物として割り切れるように努力してみては、と思います。

他者を認める事は難しいかもしれない……。
しかし、同じ作風やジャンルの創作者であっても、それぞれに個性と多様性がある。
そして、結果が出る時間にも違いがある事は当然の事。

恐らく、拘りが強いが故の嫉妬心や対抗心ですので、もっと引いた目線で考えてみる事をお勧めいたします。

まとめ

さて、ここまで創作者さんのSNSについて、さも分かったかのような文章をつらつらと書きましたけど、もちろんこれは僕自身が気を付けるべき事です。

そして、無駄にタイプ分けした各創作者様の傾向に共通していると思われる事。

それは、
思っているより他人は他人に興味ないぞ
・・という事です。
SNSの世界なんて、それこそ他人に興味を持っている人はそんなにいないと思います。

「でも、私はあの人が気になる・・」なんて思うかもしれませんが、過剰に気になっている人はその人くらいですよね?
アナタにも、「なんとも思っていない人」がごまんといるじゃないですか。
もしかすると、アナタが興味のない人の中に、アナタに執着してしまっている人がいるかもしれないんですよ・・?

人間なんてそんなもんなんです。
SNSなんて顔が見えない繋がりなんです。

ですから、前向きになれる他者への興味ならどんどん糧にしていくべきだと思いますが、病んでしまうような執着や嫉妬なんて時間の無駄の極みですよ。

そして、我々の様な創作者(僕はただの自称ですけどw)たるものは、ひたすらに発信し続ける以外に道は無いと思う。
動かなければ何も起きないし、ずっと動いていれば何かしらの結果が得られる……はず、なのでありますw

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